正直に言うと、ずっと「明るいカラー×ゆる巻き」が自分の定番でした。
それが一番女性らしくて、華やかに見えると思っていたから。
でも40代に入ってから、ふとした瞬間に違和感を覚えるようになったんです。
鏡に映る自分が、どこか無理をしているように見えるというか。
明るい髪色と巻き髪が、昔ほどしっくりこなくなってきた気がして。
それでも最初は「気のせいかな」と思っていました。
だけど、パサつきやツヤのなさがどうしても気になるようになってきて、
巻いてもきれいにまとまらない日が増えてきたんです。
そんなとき、美容師さんに言われた一言がすごく印象に残っています。
「一度、髪をリセットしてみるのもありですよ」と。
思い切って、明るいカラーをやめて黒髪に戻してみました。
正直、不安はありました。
地味に見えないかなとか、老けて見えないかなとか。
でも、仕上がった自分を見たときに驚いたんです。
「あれ、なんか今のほうがしっくりくる…」って。
黒髪にしただけなのに、ツヤがあるように見えるし、
顔の印象もどこか落ち着いて見えて、無理に若く見せようとしていない感じ。
それが逆に、すごく自然で心地よかったんです。
それからは、ケアの仕方も変わりました。
今までは「巻いてごまかす」が前提だったけど、
今は「そのままできれいに見える髪」を意識するように。
・洗い流さないトリートメントで毛先を整える
・ドライヤーで丁寧に乾かす
・摩擦を減らすようにブラッシングする
そんな基本的なことを、ちゃんとやるようになりました。
不思議なもので、黒髪にしてからのほうが
「きれいだね」って言われることが増えた気がします。
派手さはないけど、落ち着いたツヤとまとまり。
それが今の自分にはちょうどいい。
若い頃は「足す美容」が中心だったけど、
今は「引き算の美しさ」を大切にしたいと思うようになりました。
無理に盛らなくてもいい。
頑張りすぎなくてもいい。
そう思えたとき、少し肩の力が抜けて、
鏡を見る時間が前より好きになった気がします。
黒髪にしたことは、ただのイメチェンじゃなくて、
自分のこれからの美しさの考え方を変えるきっかけでした。

投稿者 Marie